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空海が行く

俳句 猫 庭 のこと

やんぬるかな5 

やんぬるかな〈5〉工藤泰子
前回はホトトギスの鳴き声「とうきょうとっきょきょかきょく」の進化バージョン「・・きょくちょうきゅうきょとっきょきょか・きゃっか」と「東京特許許可局局長急遽特許許可却下」と敢えなき「却下」の鳴き声を紹介した。
今回は山と渓谷社の「わかる!図鑑③野山の鳥」から「『聞きなす』人間の言葉に置き換えた」鳥声を集めた。これらは
繁殖期のオスの求愛や縄張り宣言である。
目つむりいても吾を統ぶ五月の鷹   寺山修司
つばめつばめ泥が好きなる燕かな  細見綾子
ツバメ  チョチチュワチョチチョチ・・ピリリリリ  
「土食って虫食って渋い~」
センダイムシクイ うぐいすの仲間=枝に水平に止まる
 チイ、チヨ、チヨ、チイ 「焼酎一杯、グイー」
オオヨシキリ 葦原で騒がしく囀るので「行(ぎょう)行子(ぎょうし)」の俗名
三光(さんこう)鳥(ちょう) フィチイ、フィチイ、ホイホイホイ 「月・日・星(つき・ひ・ほし)ホイ・・」三つの光の鳥と呼ばれる
コジュケイ 留鳥(一年中日本にいる鳥)で雉の仲間 
ピッピッピッピュクワイ   「ちょっと来い」
他にはフクロウの「五郎助奉公」、コノハズクの「仏法僧」やウグイスの「法、法華経」と殊勝に鳴く鳥もいる。ぼさぼさ頭でピーヨと鳴くヒヨドリ は多彩な声を出し、モズ は百の声色「百舌(もず)」なので、鳴き真似はお手の物だ。
郭公や何処までゆかば人に逢はむ  臼田亜浪
ところで狩師が鳥を呼ぶ鳩笛、雉笛、水鶏(くいな)笛などは季語にもなっているがあまり馴染みがない。芝居に使う擬音笛の駒鳥笛、雲雀笛、梟笛などもあるのだが、最近は電子音合成装置・シンセサイザーなどで間に合うのだろう。
さて西洋音楽史上における最高の天才は、19世紀フランスのサン・サーンスと言われている。二歳半で読譜、三歳半で作曲!絶対音感の持ち主で神童と呼ばれた。彼の作品に組曲「動物の謝肉祭」がある。ピアノ、管楽器、弦楽器などの奏でる「おんどりめんどり」「森の奥のかっこう」「鳥かご」「白鳥」を聞いてみた。楽器のパートの鳥声は似ている音というより、生態や心情まで表現しているようだ。
鶯に夢さまされし朝げかな   良寛
花、無心にして蝶を招き   蝶、無心にして花を尋ね
花開く時、蝶来る       蝶来る時、花開く 
その心は!?老子が解く“無為自然”である。草庵で独居する良寛に鶯はなんと囀ったのだろうか。 やんぬるかな!
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Posted on 2012/07/02 Mon. 16:34 [edit]

category: やんぬるかな

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