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空海が行く

俳句 猫 庭 のこと

2016遥照10月号 

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さらさらと斗升に受けし今年米    佐藤宗生
敗戦の歴史を語れ茄子の馬     花房柊林
法師蟬懺悔の言葉繰り返し      甲斐梶朗
新涼や素直に通る針に糸       石津淡紅
露の世に案ず余生といふ未来    中西八千代
大花野嶺の紺天かぎりなし      川崎照女
渡り鳥昏き大樹に吸ひ込まる     竹地恵美
味噌汁の間引き菜の色いただきぬ   山崎靖子
法師蟬起承転結確かなる        牧明子
種抜かぬ葡萄に昔の風味かな    古川澄子
生きものの宿りゐるかに芒原     森脇八重
唐辛子扱ふ手さえ火照りをり     森靖子
定命の眠りの母や曼珠沙華      原房枝
これという腹案なくて花木槿      土屋鋭喜
赤カンナ会うたび燃ゆる影なりき    久戸瀬孝子
行き先は告げてはおらぬ法師蟬    石井弘子
新涼や風の分子を肌で聴く     山下卓郎
鬼灯の暮れて朱色の灯を点す     中西登美
原爆忌歴史を語る千羽鶴        浅野陽
還暦にきらめく心竹の春         南みどり
目立ねど本文尽くす稲の花       工藤泰子
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Posted on 2016/10/03 Mon. 08:45 [edit]

category: 遙照

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