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空海が行く

俳句 猫 庭 のこと

遥照12月 

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  懐手していゐる顎が指図する  佐藤宗生
  波音の雁木を洗ふ十三夜      花房柊林
  吾亦紅よりの一声聞き漏らす   甲斐梶朗
  冬に入る島をつなぎて斜張橋   竹地恵美
  木の実落つ底ひの知れぬ隠れ沼  石津淡紅
  冬晴の約束ひとつ残しけり    山崎靖子
  芋煮会歳をとる事知らぬ人     牧明子
  夕茜風がなでゆく紅葉山     川崎照女
  大水の溜りに揺れる十三夜     光岡早苗
  能面のかすかな翳り十三夜   中西八千代
  湯豆腐の小さく揺れて妣の声   田中愛
  矢も尽きしい軍場のごと蓮の池   古川澄子
  小春日や軒に薬草乾く音    森脇八重
  本題を切り出すまでの温め酒    土屋鋭喜
  参道の踏むをためらう散紅葉   原房江
  秋落暉カーブミラーに吸い込まる  森靖子
  針穴に通せし糸の夜寒かな   久戸瀬孝子
  うたた寝の夫に声掛く夜寒かな   石井弘子
  かがやきも時の流や木の葉髪    徳永保美
  渓流に抗ひもせで浮く紅葉    柚木寿代
  へぎ板の茶福かむしむ冬座敷   山下卓郎
   天空の大パノラマの蕎麦の花   中西登美
  墨で描く赤き柘榴の割れゐるを    浅野陽
  デパートに鏡の多し木の葉髪    工藤泰子
 
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Posted on 2015/12/08 Tue. 19:47 [edit]

category: 遙照

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