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空海が行く

俳句 猫 庭 のこと

遥照8月号 

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敗戦忌あの日も灼けてゐたりけり     佐藤宗生
 紙魚走る父従軍の写真帳          花房柊林
 石仏の目線に生えし梅雨茸         甲斐梶朗
 万緑の底に窓あるロ-プウェー       中西八千代 
秋立つや沖は白帆を殖やしゐる      川崎照女
 降らずみに昏れて半夏の瀬音かな    竹地恵美
 若竹の届きさうなる天を掃く         山崎靖子
 ゆすらうめむかし級長副級長        古川澄子
 月見草百閒漱石ゆきし土手         石津淡紅 
待合に色を副えたる水中花         田中愛
 たたき土間猫と涼味を頒ち合ふ      森脇八重
 宵山や京の暑さと歩きけり         土屋鋭喜 
  瞑想の岩になりきる山椒魚         原房枝
 石橋も川面も包む花樗            森靖子
 深呼吸する雲海の分岐点         藤沢絹子
 代掻きの音一村の活気づく         石井弘子
 紫といふ母の色花菖蒲           柚木寿代
 黒南風や車窓の海の波高し        山下卓郎
 月光に浮かぶ海月の宇宙船        中西登美
 青葉風千人風呂の湯治客         浅野陽
 肉に副ふパセリの森に入りにけり     工藤泰子  
 
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Posted on 2015/08/03 Mon. 16:24 [edit]

category: 遙照

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