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空海が行く

俳句 猫 庭 のこと

遥照5月号 

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 噴水に佇ちて心の塵はらふ        佐藤宗生
 舫ひ綱弾みて春潮したたらす        花房柊林
 晩年というも夢あり青き踏む         田中愛
 堀割の真白きスワン聖五月         中西八千代
 千年の樹齢初音の洩れきたる        甲斐梶朗
 花人となりて買い物かご一つ        牧 明子
 春愁の生きたくもあり逝きたくも       山崎靖子
 惜春や転舵の渦の河渡し          石津淡紅
 仏の座一面極楽浄土かな          古川澄子
 吹く風に組み直されて花筏          森脇八重
 天と地に枝を巡らし花さかん         森靖子
 木瓜の花こころに刺さる日もありて     原 房枝
 蕨摘むとほい記憶の母のこゑ        久戸瀬孝子
 薄氷や意のまま暮らす吾が余生       藤沢絹子
 片言の電話の声や百千鳥           虫明有菜
 花見番ブルーシートが広すぎる        土屋鋭喜
 学舎の石文讃ふ百千鳥            山下卓郎
 姿見を磨き上げむや春愉し          柚木寿代
 母の手に包まれてをり紙雛          徳永保美
 青空に声の散らばる百千鳥         中西登美
 猫のゐて片付けられぬ春炬燵        浅野陽
 あつけなく薄氷の空割れにけり       工藤泰子
 
 
 
 
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Posted on 2015/05/03 Sun. 19:47 [edit]

category: 遙照

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