06 « 1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.31.» 08

空海が行く

俳句 猫 庭 のこと

遥照7月号 

                    P1130379.jpg
  天水の桶満杯に五月雨るる       佐藤宗生
  命終の淡き一閃死にほたる       花房柊林
  天空の堰切れたらし梅雨滂沱      中西八千代
  万緑に染まりし湖の深さかな       甲斐梶朗
  子燕や母ありし日のままの梁       川崎照女
  どの家も裏川へ橋濃紫陽花        石津淡紅
  村の中走る小溝の藻刈りかな       牧明子
  全長を見せながむしの通せん坊      山崎靖子
  サルビアのカーペットに乗る伯耆富士  古川澄子
  頑張ると口には出せず梅雨湿り      田中愛
  雲の貌日替りにして代田水         森脇八重
  捨て畑の後ろめたさや田植えどき     土屋鋭喜
  花菖蒲花がら盛らる畑の隅         柚木寿代
  袋掛けする手の中に昼の月        森靖子
  雨の日を選びて母の日といたす      藤沢絹子
  鴎とぶ初夏の潮目の彩がわり       原房枝
  夏帯のむすび目残る母恋し        久戸瀬孝子
  芯となす高さにいつも桐の花       石井弘子
  誰ぞ吹く竜笛の音や月おぼろ       山下卓郎
  新緑の山駆け抜けるユニフオーム    中西登美
  靑時雨武将の眠る奥の院         浅野陽       
  吉祥天女来てゐるやうな花菖蒲     工藤泰子   
 

 
スポンサーサイト

Posted on 2015/07/03 Fri. 09:16 [edit]

category: 遙照

TB: 0    CM: 0

03