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空海が行く

俳句 猫 庭 のこと

矢掛のながし雛行列とながし雛行事 

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 やかげの流し雛行列は流しびなの総本社とも言われる和歌山県の淡嶋神社から、お使い姫と侍女、
そして姫に救われた雛の化身である雛魂(ひなだま)たちが「流しびなを無事に淡嶋まで流れつくようにと
迎えにきてくださる道中行列です。


 高校生の菅笠の黒服の踊り、白い花びらのような雛魂の子供たちのおどりがかわいかった。
 熊野詣のような市女笠の扮装の神舞い「花のてかざし」「鎮魂の舞い」など日舞も見事!

     たをやかな風にはこばる雛の舟   泰子

 行事を支える人たちは俳句関係者だそうです。矢掛本陣、脇本陣をカメラマンが埋めつくしました。
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Posted on 2013/03/27 Wed. 19:01 [edit]

category: 俳句

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やんぬるかな15 


やんぬるかな〈15〉  工藤泰子
前回は60年に一度の出雲大社の遷宮と20年の式年遷宮の伊勢神宮の重なることから、出雲風土記、古事記などに登場する、出雲のオロチや三輪の大神神社(おおみわ)の蛇神まで蛇の話へとすっ飛んだ。
蛇穴を出づるとの報時計見る   鈴木鷹夫
春になると冬眠から覚めたオロチ?が出て来る・・・そのタイミングに「時計見る!」とはなんと現代的発想だろうか。蛇は古代の夢の中では神だったのに?
機械仕掛けの時計を出すことで、大袈裟だけど悠久の宇宙と地球の時間のあり様まで考えさせられた。
現代人は、神様は“社”に祀られていると思っているが、出雲大社や伊勢神宮の様な社殿(建築)や全国各地の一宮が建てられ始めたのは、つい最近?飛鳥時代なのである。「神祭り」はいつからだろう。
 古墳時代の環状石籬(せきり)ストーンサークルや、竜王を祀る雨乞いの遺跡は各地にある。彼らは〈山〉〈大岩〉〈大木〉〈泉〉などの聖地と言われる場所で、祈っていたのだ。太陽、雨、風を知ることが、生きることだったから・・。
奈良の三輪山や岡山の吉備の中山などが聖なる山であるのは、冬至の太陽が昇る(太陽の復活)ところだからではないだろうか。
弥生時代に稲作が始まって農耕の神が出現した。渡来系の秦氏が伏見の稲荷山に祀った農耕神(田の神)が最初である。ここで面白い話がある。
 稲荷の起源は山城の国の風土記によると、餅を的にして弓を射たところ餅が白鳥になり、伏見の(現在の)稲荷山に舞い降りて稲がなった。稲生り・・なので「イナリ」であるそうな。
稲荷の祭神は食物をつかさどるウカノミタマ神で、全国に三万社とも四万社ともいわれ最も多い神社である。“稲生り”は稲を荷う(になう)翁を稲荷と呼んで“稲荷”になった。ついでに“狐“に登場願おう。「ケ・ツ・ネ」はケが食べ物の古語で、ツは接続詞、ネは根、根源という意味なので、「食の根源」と言うところが・・「キ・ツ・ネ」「きつね」「狐」になったのだ。大阪では油揚げの入った饂飩はケツネうどんと呼ぶ・ただ訛っているだけなのかな?
鶏が先か、卵が先か・・。こんな風土記の後付のような話はどこにでも転がっている。
岡山の最上稲荷は日本三大稲荷の一つだ。混雑を避けて一月の半ばに出かけたことがある。土産の饅頭の商標が五円玉のデザインの稲穂なので驚いたが、稲の豊作や、商売繁盛を拝むのであるから・・納得!
 余談だが、金光饅頭の「金」の文字を入れた、アンパンマンみたいなゆるキャラに会って、その写真を
「ブログ・空海が行く」に載せたところ、本人?から連絡があった。彼は「金光メイカ」君で、観光協会や大谷のまちづくり協議会「こけーけー金光」のPRをしていることがわかった。鶏の鳴き声?みたいだが、岡山弁の「ここへ来い」「こけへけえ」「こけーけー」ではないだろうか。伊勢の長鳴き鳥もびっくり!
おふざけはここまで・・、今年も3・11が来た。
震災二年目だ。実は私も阪神淡路大震災を経験している。怖かった、揺れた。でもライフラインの回復は早かった。“津波”も“原発”もなかったからだ。
今回はその福島県いわき市で頑張っている俳誌「浜通り」(結城良一主宰)を紹介したい!
**東日本大震災特集(141号)
八月に発行された。3ヶ月の例会中止の後、「現実を書き留めたい!」との思い!!応援の俳句もたくさん寄せられている。
 十薬をコップに挿して祈りけり  黒田杏子
 冴返る冴返るまた冴え返る    世古諏訪
 根を張って動かぬ桜其処で咲く  無着成恭
 とどこおる難民のごと花筏    川島隆史
 薄ら日の見えて雨降る残花かな  茨木和生

「その時、私は」の被災時の文章は、「生きているから、書く!」そんな文章だった。
 身元不明遺体安置所五月来る   結城良一
**震災特集(三)(143号) あれから9ケ月  
  (64回福島県文学賞・正賞より二句)
 逃げ水を追へば瓦礫の道つづく  古市文子
 被災暮し獣と同じ素足なる      〃
 原発に捨て去る故郷山河澄む   渡辺ふみ夫
 原発炉にロボット躓く花の冷え  花貫 寥

この号の現代俳句観賞(結城良一主宰)に私の句を取り上げていただいている。のうのうと暮らしている私は申し訳なさでいっぱいになった。
蛇の衣アナクロニズムアニミズム 工藤泰子
(評一部)作者は蛇を見ての発想で、これを「アナクロニズム」「アニミズム」をもって軽快な二句一章句とした。時代錯誤と霊的現象これらは「蛇の衣」と直接関係はない。むしろ対句としてみたほうが明るい、一句のひびきがこころよく伝わってくるのもA音の効果だろう・・・・
**震災特集(四)(144号) あれから一年
初雷(いなびかり)崩れたる雲開き 茨木和生
震災休校一年生とひよこ組     結城良一

これまでの一年・一生分の涙を流した気がする。これからの一年・・涙流していられない・・(古市)
福島はフクシマになり、世界の注目を浴びている状況・・(柴田)
福島から人が消えないように祈って止まない(島田)
 春雪の隠しきれない瓦礫山    青木燁子
 転転の友いま雪の二本松     長岡 由

**震災特集(七)(147号) 震災一年9ヶ月
   65回福島県文学賞・準賞より二句)
黙祷はほたるぶくろの中のこと  田崎武夫
内部被爆外部被爆や明易し     〃
 セシウムの土持て作る燕の巣   中田昇
一村に避難地三つ夕かなかな   武川一夫
集落のありし礎石や萩の花    鍛冶邦雄
線量の無きを願ひて稲を刈る   佐藤俊子
冬菜生ふ仮設暮しのプランタに  佐々木孝子
復興へ一灯毎に或る希望     林十市郎
岬鼻に危険のしるべ返り花    佐藤きよし
月冴ゆる村の野獣の群れゐたり  柴田郁子
風評の飛交ふ中や白鳥来     古市文子
忘れないでくださいと書き笹飾り 笠間 杏 

俳句に託されたメッセージをしっかり受け止めたい。
笠間さん「忘れないで・・」しかと解りました。
 早場米全袋放射能検査   結城良一  
 田の神様もお嘆きにちがいない!
            やんぬるかな!

Posted on 2013/03/23 Sat. 09:09 [edit]

category: やんぬるかな

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23

花盛り 

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 椿にも晩生があります。今頃から咲くと華やかでうれしいのですが、今年はなにもかも一斉に咲いています。
上の白椿は「白玉」。ピンクは「あけぼの」です。白玉は上品!あけぼのは今が見ごろ!!

Posted on 2013/03/21 Thu. 16:49 [edit]

category: ガーデン

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21

中村正幸「恋猫の句」 

 俳誌「深海」中村正幸主宰「深層海流」より
  
 恋猫をやめて平たき貌となる 中村正幸
 棒は立ちをり恋猫は叫びをり  〃
 猫眠りをり春光にふちどられ  〃
 ありやりやてふ位置に座りし仔猫かな 〃
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Posted on 2013/03/18 Mon. 08:17 [edit]

category:

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18

クリスマスローズ 

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クリスマスという名前がついていますけど、春咲くのですよ!
春咲クリスマスローズです。鉢から出してやったら・・どんどん
増えて大きくなりました。半日陰が好きです。

Posted on 2013/03/04 Mon. 08:26 [edit]

category: ガーデン

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遙照三月号 


目もくれぬ奴が流し目猫の恋   佐藤宗生
寒菊やずしりと重き備前壷    花房柊林
慟哭の声やも涅槃絵図の揺れ   山崎靖子
遠山の色淡々と春兆す      森脇八重
工事場のパワーショベルが初日汲む 古川澄子
葱坊主ソソラソラソラ下校の子  田中愛
玉垣に雪積む磴を登りけり    石津淡紅
名園の鶴唳高く芝を焼く     中西八千代
せせらぎも大河への旅新春譜   虫明有菜
悔ひとつ残して昏るる寒の菊   久戸瀬孝子
大地との対話はじまる鍬始    原房枝
ひかえ目を常とし生きむ竜の玉  牧明子
ピカソ絵のような仕上がり福笑  土屋鋭喜
星ひとつ空に溶けゆく初明り   徳永保美
佐保姫を夢二描けばものうげに  工藤泰子

Posted on 2013/03/02 Sat. 08:29 [edit]

category: 遙照

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