空海が行く
俳句 猫 庭 のこと
遙照二月号
被せ藁を一景として寒牡丹 佐藤宗生
七草粥喜寿の命を弾ませて 花房柊林
慕情まだ閉じ込められず初氷 原 房枝
一等米になりし藁もて注連作り 山崎靖子
しっかりと掌の覚えゐし注連作り 森靖子
草の戸のむらさき立ちて初明り 森脇八重
冬の雨次の街燈までの闇 古川澄子
愚痴云うも聞くも小春の縁日向 田中愛
赤い靴履く人形に日脚伸ぶ 中西八千代
着ぶくりの人に挨拶着膨れて 石津淡紅
うぶすなの鳥居の額の初明り 土屋鋭喜
百幹の竹より生まる初明り 石井弘子
若菜摘む大地目覚めて来たらしく 工藤泰子
七草粥喜寿の命を弾ませて 花房柊林
慕情まだ閉じ込められず初氷 原 房枝
一等米になりし藁もて注連作り 山崎靖子
しっかりと掌の覚えゐし注連作り 森靖子
草の戸のむらさき立ちて初明り 森脇八重
冬の雨次の街燈までの闇 古川澄子
愚痴云うも聞くも小春の縁日向 田中愛
赤い靴履く人形に日脚伸ぶ 中西八千代
着ぶくりの人に挨拶着膨れて 石津淡紅
うぶすなの鳥居の額の初明り 土屋鋭喜
百幹の竹より生まる初明り 石井弘子
若菜摘む大地目覚めて来たらしく 工藤泰子
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