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空海が行く

俳句 猫 庭 のこと

遙照11月号 

     
しずけさや一葉の重さ響かせて   佐藤宗生
鉦叩母はなかなか出てこない    堀節子
一片の雲にただよふ秋思かな    花房柊林
天高し両手広げてシャツ乾く    久戸瀬孝子
よろこびを釜に聞かせて今年米   土屋鋭喜
太陽を恋して暮るる酔芙蓉     徳永保美
水のつやこぼし新米研がれけり   森脇八重
栗飯や笑顔行ったり来たりして   中務尊久
風の中絡むも縁の秋桜       笠原美恵子
来世は生まれ変われと蝮打つ    唐川かずゑ
一日が過去となりゆく夕端居    田中愛
赤ワイングラスに澄める秋の声   古川澄子
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Posted on 2012/10/31 Wed. 09:05 [edit]

category: 遙照

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やんぬるかな10 

  やんぬるかな〈10〉   工藤泰子
前回は様々な風を吹かせたが、今回は鳥について調べた。
バードライフ・アジア代表の市田則考さんのアースリウムによると世界中に生息する9000種のうち、4000種が渡り鳥で、一般的にはエサを確保するためだと言われている。一番長距離を移動するのは、キョクアジサシという鳥で、北極で繁殖し、南極で冬を越すそうだ。何もわざわざ南極まで行かなくても途中にいくらでも場所はありそうなのに・・・渡りの生態は、まだまだ謎に包まれているらしい。
  大空は色紙の如し渡り鳥       上野泰
秋は渡りの季節。夏鳥が去り、冬鳥がやって来る。
  雁鳴きて鳴かざる雁につきゆけり   松井浩生 
 波音も雁来るころとなりにけり    浅井陽子

季語で言うと「渡り鳥」「鳥渡る」「雁」「雁渡る」「燕帰る」「鶴来る」「鴨渡る」などで、遠距離の渡り鳥もいるが、 鶸(ひわ)、鶫(つぐみ)、尉鶲(じょうびたき)などの小鳥は山から低地に移って来る。その鳥たちを「小鳥」と称し、年中居る雀などは含まれない。
普通の鳥は「鳥目・夜目が見えない」だと言われているが、実は「鳥目」ではないことが実験で解ったそうだ。小鳥たちの多くは鷲(わし)や鷹(たか)などから身を守るために、夜に渡り、北極星を目印にしている。また、視覚情報だけでなく、地磁気や日没の位置、においもなども利用しているらしい。一方昼間に渡る鳥は太陽の位置を基準にし、体内時計で補うらしい。
人口衛星の電波によるGPS全地球側定システムのカーナビより進んでいる?
毎年、我が家の軒で育った燕は、南方に去るが、春には義理堅く「燕来る」の季語の様にやって来て巣作りを始める。縄張り、それともマーキング?
さて私は「小鳥来る」という季語が大好きだ。
 小鳥来る音うれしさよ板びさし   蕪村
 大空に又わき出でし小鳥かな    高浜虚子
 小鳥来て何やら楽しもの忘れ    星野立子
 小鳥来てをりブランコの隣の木   黛執
 小鳥来る三億年の地層かな     山口優夢
    (第6回俳句甲子園最優秀句)
  小鳥来る夕日の歌碑に佇めば   佐藤八重子

この句の歌碑には、福山市神辺の童謡作家、葛原茂の「夕日」の童謡「ぎんぎんぎらぎら夕日が沈む・・」が刻まれている。大正、昭和の懐かしい童謡や校歌など4000編以上を作った先生を偲ぶ「ニコピン忌」に行った時の句だそうだ。
「村祭り」「村の鎮守の神様の・・・どんどんひゃららどんひゃらら・・」も彼の作品だとわかった。

 空を自由に飛ぶ鳥を昔の人はどう思っていたのだろう。最近では地球環境の変化や、鳥インフルエンザなどで、遙々旅をすることが困難になって来ているのではないだろうか?
 鳥帰るアルプス越えに死ぬもゐて   堀瞳子
鳥は神を運ぶ神使だったのではないだろうか?自然を大切にしなければと、警鐘を鳴らしているのだ。
歌ではないが、「村の鎮守の・・」どんな所にも木や石で造られた鳥居がある。また “鳥居の絵やマーク”は 不法投棄などの防止に、まじないとしての威力は絶大だ。
鳥居は聖域との境目を意味し、異次元への入口なのだ。
伊勢神宮の神明鳥居が基本形だが、宮島の両部鳥居(四脚鳥居)、稲荷大社の千本鳥居などが有名。二本の柱に注連縄を張った「しめはしら」も鳥居のルーツだろう。
またインドの玉垣の門(トラーナ)、中国の華表(墓所の前の門)、朝鮮の紅箭門(こうせん)などが起源と言われ、呼び名も「天門」「神門」「額木」「鶏栖」などがある。
神話まで遡る「鳥居」説がある。
天照大神が天の岩戸に隠れ、天地が常闇になったとき、思慮深い思(おも)金(いかね)神(のかみ)が岩戸の前に止まり木を作り、何羽もの長鳴(ながなき)鳥(どり)を鳴かせたところ、天照大神が出てきて世界が再び明るくなった・・その止まり木が「鳥居」である。今でも伊勢神宮には長鳴鳥が居る?
 「通り入る」から・・の説もある。
とうりゃんせ!ロンドン・ブリッジ!謎が深まるばかり・・。
                やんぬるかな!

Posted on 2012/10/25 Thu. 19:09 [edit]

category: やんぬるかな

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25

備北丘陵公園の秋櫻 

日本最大級100品種のコスモスコレクション・150万本のコスモスを見に行きました。
マリーゴールドのような黄色の花もコスモスです。DSC_0100.jpg
丘陵公園の花の広場や、大芝生広場では、園児や高校生の団体がおもいおもいの風と遊んでいました。
         DSC_0103.jpg

      コスモスの丘にやさしき風育つ   泰子

Posted on 2012/10/23 Tue. 11:38 [edit]

category: 竹林の会

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コスモス 

コスモスがやさしい風を運んでいます。
秋風のメッセンジャーです。         201210040930000.jpg

Posted on 2012/10/09 Tue. 22:07 [edit]

category: ガーデン

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運動会の万国旗 

       DSC_0243.jpg
          台風で延期になった運動会は晴天に恵まれました。
        小学校の校舎はモダンで、機能的に建てなおされていました。
       かけっこ、組体操、ダンスやブラスバンドなど、真っ青な空のもとに繰り広げられました。
       平和の象徴、万国旗がはためいていますよ!

Posted on 2012/10/06 Sat. 08:07 [edit]

category: 日常

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06

遙照10月号の俳句 

     

青鷺と語り乙字を偲びけり  太田蘆青
どの子にも翅あるごとし大花野  佐藤宗生
大夕立来るか一滴つき刺さる   花房柊林
端居して懐古の刻の流れをり   中西八千代
懐の深きふるさと夏の海   柚木寿代
墨の香としばし付き合う夜の秋 石井弘子
農の手を厨に戻す胡瓜もみ   牧明子
夏草の匂い残して刈られゆく  久戸瀬孝子
草いきれ廃校の門閉ざされし  川崎照女
風湧いて庭のコスモス咲き殖ゆる 森脇八重
風の道一人じめして大昼寝   田中愛
来し方の顛末語る秋なすび   土屋鋭喜
定植の秋の七草咲かせたり   工藤泰子

Posted on 2012/10/01 Mon. 06:17 [edit]

category: 遙照

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