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空海が行く

俳句 猫 庭 のこと

運河・リレーエッセイ「かなかなの真ん中」工藤泰子 

「運河リレーエッセイ」  工藤泰子
    「かなかなの真ん中」
平成5年のことだ。三男の高槻中学校入学式で、講堂の壇上に、茨木和生先生が現れた。「ミス卑弥呼準ミス卑弥呼桜咲く!」「これが俳句なのか?」神託を受けたように電気が走った。その後、PTA句会に参加し、「運河」に入会した。四人の子育て中に、自分自身の世界が持てたことが何よりうれしかった。
岡山に転居したのは、平成20年である。
それまでを“前半戦”として句集「葉風(ハーフ)泰夢(タイム)」に纏めた。
都会のマンションから、敷地が千坪の古家の暮しが始まった。長屋門、母屋、西と東の離れ、茶室や蔵など、しばらく空き家だったので、家も庭も荒れ放題だった。そこで“後半戦”のテーマは、家と庭の維持管理となった。
俳句の方は、いつの間にか輪が広がって、岡山俳人協会、倉敷俳話会、浅口市俳句協会などの行事に関わっている。
「倉敷俳話会」は俳人協会、現代俳句協会、伝統俳句協会など超結社で道場破りの様な楽しい句座である。その仲間から機関誌「高梁川」の「リレーポエム」をバトンタッチされた。第1号は大原総一郎氏の「高梁川流域連盟の出發」だった。締切は一年後だ。泥縄ではあるが、新見の井倉洞、備中高梁、酒津公園、円通寺、玉島港などを訪れ、72号に『うたひつつ』30句と文章を寄稿した。
その中で、一番の思い出は、90年の歴史を惜しまれながら昨年廃止した「水江の渡し」を探しあて、乗船したことだ。この渡船は、河川の改修に伴い分断された水江地区と対岸を渡すための“市道”で、無料であった。定員9人のモーターボートは、犬や自転車も乗せてくれ、対岸までの40メートルの船旅を楽しめる。俳句仲間と来た時には、特別に上流まで乗せてもらったこともある。運行の最終日には、たまたま私と主人の乗った舟がテレビで放映された。これには正直驚いた。
大寒のころ、件の船着き場に行ってみた。残されていたコンクリートの乗り場から、空を跨ぐような倉敷大橋を見上げた。橋の袂には、加藤大臣揮毫の『水江の渡し』の記念碑が建っていた。
もう一つは運河を見つけたことだ。江戸時代、水江から玉島港までの9キロを高瀬舟が通い「高瀬通し」と呼ばれる水路がそれだ。閘門式の一の口水門の遺構や、川港の「ふなだまり」を訪ね、川の流れと歴史の流れを辿った。
後日届いた機関誌「高梁川」のあとがきに、「嬉しいニュース。リレーポエム俳句工藤泰子氏県芸術選奨入選。祝。祝。」があった。俳句、俳縁から得たものは計り知れない。
かなかなの真ん中にある魔方陣  泰子
ただ今、カントリー・ライフ進行中である。
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Posted on 2018/04/28 Sat. 05:55 [edit]

category: 俳句

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みすず俳句大会 入選 

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Posted on 2018/04/02 Mon. 08:57 [edit]

category: 俳句

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第32回岡山県現代俳句の書展 

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月の影踏んでおののく鬼の舞    佐藤宗生
独り夜の心音しかと寒の月      田中愛
菊日和ふんはりと結ふ祝ぎの帯   森脇八重
神の田の御裾分け待つ稲雀     柚木寿代
石橋も川面も包む花樗        森靖子

Posted on 2018/03/24 Sat. 10:04 [edit]

category: 俳句

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書道家・田中遊さんの書「魔方陣」 

運河の俳人で、書道家の田中遊さんに、「魔方陣」の句を書いていただきました。
 かなかなの真ん中にある魔方陣   泰子
 狂騒の渦となりゆくつくつくし      〃
 キュビズムの金魚と眼合ひにけり   〃

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Posted on 2018/03/16 Fri. 07:59 [edit]

category: 俳句

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「鳳」広告 

俳句雑誌「俳句界」2月号の広告に
 数珠玉に聞く風の音水の音  工藤泰子received_1312376808864095.jpg

Posted on 2018/03/05 Mon. 08:49 [edit]

category: 俳句

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