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空海が行く

俳句 猫 庭 のこと

沙美海水浴場2017 

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渚百選の沙美海岸です。海の家が三軒あります。テントを張れるスペースもあります。若者がバーベキューを楽しんでいました。昔と少し、海水浴場の楽しみ方が変わって来たように思います。昔はよくスイカ割をしたものです。天気がいまいちで、海と空の色がきれいに撮れませんでした。
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Posted on 2017/08/09 Wed. 07:22 [edit]

category: 日常

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09

遥照8月号2017 

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源流として一山の滴れる        佐藤宗生
誘惑の雨にでで虫角を出す      花房柊林
湖の風捉へて傾ぐ花菖蒲        甲斐梶朗
花桐やかつてお籠のゆきし坂      石津淡紅
桐の花箪笥の底に妣のふみ       中西八千代
朝風に弁の達者な行々子        牧明子
日輪のひねもす黄なり霾の峡      竹地恵美
汚れ無き白一面の花菖蒲        山崎靖子
昼月に見つめられつつ袋掛       古川澄子
凌霄の花ほろほろと言葉めく      森脇八重
干し竿に風の野良着や半夏生      原房枝
写生する葉付きの枇杷の毛むくじゃら  森靖子
母と子の影を見送る大夕焼        大野雅子
うどんげや泰平の世へ願いこめ      大室滝子
窓越しの照り身におよぶ夏盛り     山下和子
半夏生猫の個展に一目ぼれ       長畦恭子
今日ここと決めて断捨離梅雨ごもり    石井弘子
あんな日もこんな日もあり立葵     藤沢絹子 
炎天に気をつけしたるシャツ干さる   虫明有菜
山間いの トンネルぬけて星明り    徳永保美
とほい日の下駄ある暮らし桐の花   久戸瀬孝子
学校に慣れて蓬は木となれり      土屋鋭喜
海の日に辿る航跡空母加賀       山下卓郎
猫の手は借らずともよし田植かな    浅野陽
ひとまはり若くなりたる夏帽子      南みどり  
海の日やビギンの唄を口ずさみ     工藤泰子

Posted on 2017/08/04 Fri. 07:54 [edit]

category: 遙照

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04

猫にスキャット27 

猫娘
 2010・ねこ娘年              
 「道木第7組合」秋のバス旅行は、「鳥取花回廊」「皆生温泉の蟹料理」「境港」という盛りだくさんな企画だった。早起きは三文の得の《我等村人》は、花回廊に一番乗りを果たし、園内を一周する1キロの屋根付き回廊やフラワードームで花を満喫した。その後は昼酒と解禁直後の松葉蟹をたっぷり頂き、温泉でほっこりし、お目当ての境港へ移動した。
NHKの朝の連続テレビドラマ“げげげの女房”で注目の漫画家水木しげるの出身地の境港は妖怪のテーマパークのようで、今年は300万人が訪れたそうだ。
テレビでブームになる前から、水木しげるロード計画は始まっていた。平成5年には23体の妖怪のブロンズ像と「鬼太郎列車」が運行され、12年には「妖怪神社」や「水木しげる記念館」がオープンして86体になった。たまたまその頃、行ったことがあるが、今では800mのロードには139体の像があり、黒御影石の上に鎮座している。
 今回発見したのだが、JR境港駅の駅名はなんと鬼太郎駅であった。次の駅はキジムナー駅で、終点の米子駅はねずみ男駅なのだ。境線の16駅すべてに妖怪の名が付いて、“ねこ娘”“めだま親父”などの妖怪列車が走るという徹底ぶりに、目をむいた。
なんと陸だけでなく「鬼太郎フェリー」もある。なんでも“妖怪トンネル”があり、妖怪広場にある渦巻きの穴の石は隠岐にと続いているらしい。そこには「河童の泉」もあり、妖怪傘や妖怪テーブルで寛げるスペースになっていて、街灯は目玉おやじの”目玉”が睨みを効かせている。そこは妖怪パワーの漂うオアシスなのだそうだが、とても寛げるスポットではなかった。
鬼太郎がテレビアニメになったのは43年である。“からんころん”の下駄の音に始まる墓場のオープニングシーンは強烈な印象だ。
♪おばけにゃ学校も試験もなんにもない♪
鬼太郎は幽霊族の生き残り350歳で、半妖怪のねずみ男やねこ娘と共に、ゲゲゲの森に住んでいる。ぬりかべ、一反木綿、こなき爺、砂かけ婆たちの助けを借りて妖怪ポストに寄せられた不可思議事件の解決にあたる。
 さて “げげげ”の由来は、本名“シゲル”が言い難く“げげ”となり“げげげ”になったそうだが“化化化”ではなかろうか。
水木しげるの原点は好奇心旺盛な少年時代の出会いにあった。出入りの老婆“のんのんばあ”(のんのんさんとは神様や仏様のことで、信心深い老婆の意)から《河童、海坊主、一つ目小僧、川赤子、野寺坊、白うねり》などのお話を聞いて育ったと言う。彼は「目に見えないもう一つの世界があることや、世の中は妖怪変化や怪奇現象に満ち溢れている」ことに気付いたのだ。彼はニューギニア戦線で片手を失ったが、生き延びることができたのは不思議な世界があることを知っていたから・・・と後年述懐している。
ちなみに鬼太郎の父の屍から目玉だけが流れ出し生き残ったのが、“目玉おやじ”で、ものの内部まで見ることのできる目と耳電話を持っている。日の目”が当たったのか、妖怪パワーのご利益か「文化功労賞」は目出度い!
ところで猫の妖怪には「ねこ娘」と「猫又」がいる。「猫又」は尾が二股になるまで歳を経た大きな化け猫だ。わが家の猫”空海も化け猫にならないように尾が二股にならないように見守る必要がありそうだ。
鬼太郎駅には《2010年=虎の衣を借るねこ娘》の垂幕がある。今年は“ねこ娘年”だそうで、”虎縞の衣で化けたねこ娘と“猫を被った私”は記念撮影と洒落込んだ・・。
 帰りのバスでは実写映画の「ゲゲゲの鬼太郎・千年呪い歌」のビデオが映された。ウエンツ瑛士(鬼太郎)、田中麗奈(ねこ娘)、大泉洋(ねずみ男)、室井滋(砂かけ婆)、間寛平(こなき爺)、緒形拳(ぬらりひょん)等、超豪華な顔ぶれは、「和製ハリー・ポッター」のようだが、全く恐くないのだ。呪い歌は「♪籠目カゴメ・・」実は奥が深いが、よほど妖怪界に詳しくないと難しい。とうとう苦情が出て、「綾小路きみまろ」のビデオに変えられた。しかしながら「あれから40年・・」のパターンにもいかがなものか・。  

Posted on 2017/07/24 Mon. 08:11 [edit]

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24

やんぬるかな67 

やんぬるかな67     
一枚も山田荒らさずほととぎす 茨木和生
前回は時鳥の句を紹介した。先月の兼題の鑑賞をさせてもらったが、次の句について書いた。
陶芸の峡の煙突ほととぎす  石津淡紅
最近、陶芸を始めたので、陶芸の峡とほととぎすの取り合わせに惹かれたのだ。「陶芸の里、峡は、たいがい山の中にある。その土地の土がその陶土となるからだ。燻された煙突と深い緑の森の大自然を、ほととぎすがほしいままにしている。」と書いた。作者は後で判ったのだが、やはりこの峡は岡山の南東部の備前だろう。
日本の都道府県のシンボルに「県花」・「県鳥」が 郷土を代表するものとして選定されている。新潟なら、「チューリップ」と「鴇(とき)」、兵庫は、「ノジギク」と「鸛(こうのとり)」などが有名だ。岡山は「桃の花」と「雉」である。以前は「時鳥」だったのだが、94年から「きじ」に変更された。理由はホトトギスの托卵性の習性からくるイメージや、親近感が薄いことなどの意見があったとのこと。桃太郎伝説の国には「桃の花」と「お供の雉」は確かにぴったりだ。
托卵とは=ブラッド・パラサイト。郭公や時鳥など、自分で抱卵や育雛を行わず、他の種(宿主)の巣に卵を産みつけて、育ててもらうことをいう。托卵された卵は他の雛より早く孵化し、他の卵を巣の外に押し出す。産まれつきそのプログラムが組み込んであるとは・・驚きだ。タイムリミットは、他の雛が孵る三日以内。一羽になった雛は、仮親の庇護を独占して大きく育つ。ビデオで見たが、俄かに信じがたかった。
さて、正岡子規の雅号は「子規」つまりホトトギスの異称である。結核を病み喀血した自分自身を、血を吐くまで鳴くと言われるホトトギスに喩えたものだ。
喀血をした22歳(明治22年)の時、「子規」を名乗り、31歳で、高濱虚子に句誌「ホトトギス」の編集を命じている。自然をありのままに客観的に詠み出す「写生」の説を立て俳句の新時代を築いた。
明易や花鳥諷詠南無阿弥陀  高濱虚子
誰が為に花鳥諷詠時鳥    京極杞陽
 
さて世界短小詩の俳句の中心は季語!そして、言いたいことは欲張らずに、一つに絞る!
芭蕉の「笈(おい)の小文(こぶみ)」に
「西行の和歌における、宗祇の連歌における、雪舟の絵における、利休の茶における、其貫通する物は一(いつ)なり」とある。
水墨画も、白い空間があってこそ、墨絵の部分が引き締まる。性能の良いカメラが普及して、誰でも撮れそうな“写真”だが、構図や切り取る感性で、違いが出る。目に映ったものを絞り込み、引き算をする。瞬間を切り取るのも俳句と同じだ。
「描かざる美、いわざる美」それが日本の美意識!「いいおほせて何かある・芭蕉」と言うわけだ。

 もう一つ、大事なことが、「切れ!」。表に出さず、感動をせきとめて切る。言葉にあらわれているのは氷山の一角・・十七文字の不自由な型を逆手に取って切れを使えば、想像の余地が増える。不自由に思える型に慣れれば、楽しく遊べるようになる。人間はホモ・サピエンス(知恵の人)であり、ホモ・ルーデンス(遊ぶ人)なのだから。
 いよいよ桃の季節の到来だ。岡山の白桃ぐらい美味いものはない。その昔、是非にと頼まれて、竹籠に入った白桃を、岡山駅で、買い求め、東京の親戚へのお土産にしたことがある(車内販売?)。東京弁では果物のことを水菓子と言っていたが、桃はまさしく「水菓子」だった。
 そこで今回は桃の句を選んでみた。
 中年や遠くみのれる夜の桃    西東三鬼
桃の種桃に隠れむまあだだよ   中原道夫

(この後、結社「銀化」立ち上げる)
缶詰の桃冷ゆるまで待てぬとは  池田澄子(摂津幸彦への追悼句)
 洗はれし白桃水を拒みをり   朝妻力  今年度の岡山県俳人協会俳句大会のゲスト選者)
「桃」は異世界と、この世を結ぶ不思議な果実である。
中国の崑崙山(こんろんさん)にすむという仙女、西王母(さいおうぼ)が育てる桃の霊力にあやかっている。この仙女の桃(三千年に一度開花し、三千年に一度しか実をつけない)を食べると、不老不死になるそうだ。最近、奈良県桜井市の纏向遺跡で、2千個にも及ぶ桃の種が大量に発見され、卑弥呼の墓!と騒がれ「邪馬台国大和畿内説」が元気づいた。明らかではないが、桃は祭祀に使用していたのだ・・と!桃には霊力がある。桃の節句、桃酒、桃太郎の鬼退治・・。
西東三鬼の「桃」は現代の桃源郷?

「遥照」では、すっかりお馴染みの四国の若手俳人涼野海音さんの快挙の知らせが届いた。「俳句」七月号で佐藤文香・中山奈々・黒岩徳将・堀下翔さん等と、若手29名の競詠にも選ばれている。
祝「第5回俳句四季新人賞」
 「天へ発つ」涼野海音  (30句より)
屋上に一人のバレンタインデー
踏青のみな太宰より若きかな
滝水のひかりが胸に移りたる
日輪のかすかに暗し青芒
起し絵の幼帝に日の差しにけり
箱庭の真ん中に置く一樹かな
読初の銀河鉄道天へ発つ

「前所属結社の「火星」「草蔵」では、客観写生を叩きこまれてきたが、これは私の俳句の方向性だと確信している。季語の現場に出て、しっかりと物を見て、自らの実感を重視し具象的に詠む。これが私の目指してきた俳句である。海音」
  新人賞奨励賞からも一部・・
「交信」 鈴木加成太
嘘なべて恋とかかはる日永かな
扇風機つけてポラリスとの交信
鳴らすたびギターが思ひ出すキャンプ

新鮮な俳句がいろいろ出てきたが、FB(フェイスブック)で交流のある金子敦さんを紹介しよう。
※1959年生まれ「砂糖壷」にて第11回俳壇賞受賞・・俳句会のスイーツ王子としても有名だ。
さざなみの形に残る桃の皮   金子敦
無花果の中に微細な星あまた    〃 
夏休みマーブルチョコの赤青黄   〃  

少年のような感性、やわらかく、やさしいタッチの俳句が魅力的だ。“猫大好き俳人”として始まったお付き合いだが、猫のようなスタンスに癒されている。
第5句集「音譜」から
ボンカレーの看板錆びて花カンナ  金子敦    
噴水はまこと大きな感嘆符      〃

つぎつぎ音楽の様に、生みだされる噴水と俳句が・・・・ああ感嘆符!
             やんぬるかな!

Posted on 2017/07/23 Sun. 07:50 [edit]

category: やんぬるかな

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美星町は星の町・・七夕飾り 

19959312_650992571766984_3912620621924126253_n美星野〉七夕夜市
七夕夜市・・美星町ですね。

Posted on 2017/07/15 Sat. 16:49 [edit]

category: 日常

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